ベッドに寝ていただいて、足のアチコチ、お腹、腰、お尻なんかをやり(でもあんまり変わっていませんでした。汗)。
そのあとで立ってしゃんでもらい、「どこがどう感じるのか」を一回一回確認しながら施術を進めました。
その方はしゃがむと膝頭の下(からふくらはぎの上部)に違和感がでるのですが、結果的には膝よりも上、太腿の真正面の筋肉の触っていたいところを取っていくと、症状はかなり消えていきました。
太腿の前の筋肉がうまく伸びてくれないがために「しゃがむ」という行為がスムーズにできなかったのかもしれません。
痛い場所、違和感の感じる場所は結果であって、考えたほうがいいのは「その人は、一体、なにができないと言っているのか?どんな行為ができないと表現しているのか?」を追求したほうがいいのかもしれません。
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で、その方たちの症状は「腰痛」。
もうね、小学校からラグビーしてる、とか空手もやってました、とか、今もジムの帰りです、とかそういう方たちなわけですよ。
でね?
「腰痛ですか、腹筋がないんですね。予防に腹筋してくださいね」
って、言えます(爆)????
体をみたらわかるし、腹筋を触ったらわかります。この人たちでさえ腹筋の必要性があるなら、日本中の人が今すぐ腹筋しないとえらいことになりますよ(爆笑)。
腹筋が足りないから腰痛になる人なんて、まあいませんて。
あるんですもん。腹筋が。
あるけど、腹筋に柔軟性がない、硬い、ちゅうことだと思うんです。硬いと「力」がだせないですからね。
やわらかいものが硬くなることによって力がでるとしたら、すでに硬くなっていたらそれ以上、力を出せないじゃないですか。
だから、「硬いものをやわらかくする」ことが大事なんであって、鍛えるのとは違うと。
実際に、お客さんの訴えを聞き、目の前の体を確認したら、そういうことが「見えて」きます。
当たり前のように目に映ることを整体に適応する、当たり前ですよね。
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「先生、今日7時から空いてませんか?足首痛で」
「ごめんなさい〜、7時から入ってるんですよ〜」
「そしたら、6時からでも。先生の好きそうな変わった症例ですよ〜」と。
そこでくすぐるか〜〜〜、と思いながら受けてしまいました(笑)。
こんな感じでした。
仰向けに寝て、痛い側の足を宙に浮かせて痛くない側の宙に(内側ね)腰のストレッチの要領でもっていくと足首が痛い。
痛い側の足首で片足立ちしても痛くないが(体重をかけても)、痛くない側の足首で片足立ちをして痛い側の足を浮かしているときに、浮かしている足首が痛い。
などなど。
確かに、僕の好きそうな(苦笑)。
うちは何々痛には、これこれ、というマニュアルではなく、その場で自分の頭で考えていくやり方なので見慣れない症状の人に出会うと「困ったなあ」とは思わないです、「ドキドキ」はしますけど(笑)。
マニュアルはないけど、自分の頭で考えるための原理原則はあるので困らない、てことです。
最後は、立った状態で、痛い側の足首を痛くない側の足のさらに向こうにもっていって、その足首を戻すときに痛い・・・というところでタイムアップ(汗)。
とことん、追いかけていけるのがうちの特徴かも(苦笑)。
しかし、お客さんに読まれているようでは、僕もまだまだ(笑)。
このようにうちは「動かした状態で痛みがでる」ものは割と変化させやすいんですね。その理由は筋肉を痛みの原因と考えているから。
上記の症状も筋肉からなら読み解けるんです。骨や骨盤だけでは、つじつまをあわせられないでしょ?
リラク整体・かいつう館
今日の方のお一人は、「痛み止めを飲んでどんどん動かしてください」て指示されて頑張っていたんだが、一向に改善しない、とのこと。
最初の方も、治療院で「どんどん動かしなさい」と指示された人でした。
そうやって指示されて実行されてる方は、なぜか改善しない。で、こういった民間のところに流れてくるわけです。
なぜ痛くてもどんどん動かす必要があるのでしょう?
「ほっとくと五十肩は治っても癒着して動かせなくなるよ」ということを頭に思い浮かべませんでした?
仮にそうだとしましょう。
五十肩が治りました。でも動かさずにいたため癒着して動きません。それを(自発的に、またはリハビリで)動かすと、どうなるか?
痛いですよね。だから今のうちに痛くても我慢して、、、って、
えっ、肩を動かして痛いんだったら、それは五十肩が治ってないってことですやん?
五十肩で痛くて肩が動かないのと、五十肩をほっといて「治った」けど、固まってしまったので動かすと痛いんです、というのってどこに違いが(爆)?
だいたいね、「なんで五十肩、四十肩だけが・・・」て思うんですよ。
ちょっと考えてみてくださいね?
寝違えました。首が回らないんです、先生・・・
「ほっとくと固まるから痛くても首を回してください」
ギックリ腰で体が伸びないんです、先生・・・
「安静にしてると腰が固まっちゃいますから、頑張って腰を動かすようにしてください」
歳のせいか膝が痛くて正座ができないんです、先生・・・
「ムリしてでも正座してください、しないと余計にできなくなりますよ」
野球やってて捻挫したんです、先生・・・
「固まらないように走り込みをしてください」
って、言われた人、います???
なぜ「肩痛」だけ???????
骨折で寝たきりになると、筋肉は萎えてきますよね。そりゃ多少は癒着もするかも、ですけど。
寝たきりのときの膝関節や股関節は筋肉と関節が癒着するのか?そしてそれは回復しないのか??
でも四十肩の人は、生活があるから、痛くても動かすでしょ?顔を洗うとかお茶碗をもつとか靴下を履くとか。
それであれば大騒ぎで癒着の心配をするほどのことはあるんでしょうか?
痛いならなるべく動かさない。
痛いなら、なるべく痛くないように動く。
それが痛いときの秘訣、、、、もとい、原則ですが?
なぜ肩痛だけ別なんでしょうか?
体の声をちゃんと聞く。
整体はそこからでいいと思うんです。
そこがうちの整体の哲学です。
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こういう方はベッドに寝ているだけでも痛かったりすることがあるし、痛みをとるのに時間がかかったりするので、最初から肩の痛みをとることに専念してベッドに寝てもらうことなく施術を開始します。
で、腕や腰やお腹や肩や、、、また腕やお腹や肘や、、、としていってどんどん肩を動かせるようにしていきます。
そこまではいつも書いてることなんで。今回、今までやってこなかったとこ、でさらに改善したので、ちょっと書いておきますね。
そもそもは肘を曲げて肩をグルグルまわすと後ろに引くあたりで肩が痛い、というのが症状のひとつにあったんです。
それは改善したんだけど、肘で折り手のひらを上に向けて、後ろにスッと引くと肩がまだ痛い、ということがわかったんですね。
体の真横から後ろに腕を引く、ではなくて、です。
自分でもなにが原因でそうなるのかわからなかったので、同じことをしてみました。そうしたら僕の場合、手の甲に抵抗を感じたんです。
手のひらを上に向けると指は自然と手の平のほうに軽く曲がってきます。そのせいか、手の甲にかすかなツッパリを感じたんです。皮膚が引き伸ばされてる感じ、というか。
試しに、手の甲側の骨の周りや皮膚や薄い筋肉を揉んでから同じ動作をしてもらいました。そうしたら、なんと、、、ス〜〜〜〜ッと腕を後ろに引けるではありませんか。
(うわあ、勉強になるなあ。自分でそう思いました。笑)
ただし、奥まで引ききるとまだ痛みが残るんです。でまた観察すると、奥まで腕をひく手前で引いている側と同じ側の腿をくいっと浮かせることに気がついたんです。
自分でもやってみると腿こそあげませんが、そこにチカラが入るのが実感できました。だから、腿とお腹の境目あたりを緩めていきます。
そしたら今度は完全に後ろの方まで腕が行ってしまいました。
もう、え?どこが四十肩?て感じになってました。
(しかし、勉強になるなあ。笑)
その方は、四十肩でほっといた方は半年で自然治癒したが、治療院に通いだしてから一年、一向に改善しないんだそうです。どうしてなんでしょうか?もちろん、たまたまだと思うんですが、「もしかしたら」と思うこともあるにはあるんです。
それはまた別のページで!
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とにかく、右の目の奥から足にかけて右半身が辛い。
右に引っ張られてる感覚もある。
こういうときに、うちでは「どこが悪いか」よりも、右に引っ張られることでどんなメリットがどこにあるのか、を考えるんです。
たとえば、マラソンで右わき腹が痛くなると、体も右にかしいできますよね。そのほうが少しでも楽だから、です。
決して、体が右に傾いているから右わき腹が痛いんじゃない。
だから、「どこが悪い」んじゃない。
現にマラソンをやめたら痛みは退いてきて体はまたまっすぐになります。
矯正しなくても・・・。
じゃあ、このお客さんは?
体を右に傾けることで「どこが楽になっているのか?」をさぐっていくわけ。
体は「楽なほうへ」むかっていきます。じゃあなぜ「それが楽と感じるのか?」を問えばいいのです。
身体が歪む、骨盤が歪む、骨格が歪む、といいますが、ひとつのルールがあると思うんです。
「身体は楽なほうへ歪む」という前提が。
(苦しくなるように足を組んだり、辛くなるように頬杖をつくことも、ないですよね?)
であれば「身体の歪み」をとることよりも先に「それが楽である」という「理由」をとってあげたらいい。
そういう整体もあるのです。
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]]>姿勢を良くしたい、という要望が多いのですが、終わってみれば「楽さ」加減にびっくりされます。
姿勢が良くなる、ということは重心線がそろうということで、それだけ重力に対抗しなくてよくなるので楽。
また、胸が自然とひらいてくるので呼吸が楽、酸素もたっぷりと入ってくる。
そして、顔が上を向くので気持ちも上を向く。
テクニックとしては骨盤矯正にように骨をバキッはまったく入ってませんので受けるのも楽(まあ、イメージとは違うでしょうが。笑)。
プロポーションをキレイにしましょう、とは言いません。楽になってください(笑)。
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で試しに体を前に前に曲げてもらったところ、「張り感は消える」らしい。でも、後ろにそらすと「張り感が強くなる」のだとか。
分離・すべり症だから「反ったら症状がきつくなるのは当たり前じゃないか」て流したくはないんですね。
その方は「今は張り」だと言っているのでその言葉にこだわってみます。
念のために「こりでもなく痛みでもないんですね?」と確認しました。
張る、とはピーンと伸ばされた状態。それを腰に感じているんです。
ですので、前屈したら伸ばされた腰がさらに引き伸ばされるので、もっと張り感がきつくなってもいい。
でも訴えてるのは逆なんです。前に曲げると楽になるんです。
反ると腰の「距離は短くな」るので張り感もゆるんできそうなもの。
伸びた感覚が縮められて楽になるはずでしょ。
でも、これも逆だとおっしゃるんです。
じゃあ、「前に曲げると縮み(張り感が消える)、反るときに伸びているところ(伸びて張った感じがする)ところ」を考えていけばいい、てことになると思うんです。
分離症やすべり症のすべてに手がだせるほどの腕はありませんが、まずは訴えを聞いて「素人考え」をしてみるんです。
「伸ばしたら、もっと張るんじゃないのか?」
それが現実にそぐわないなら、「想像している以外のところが伸びている」ていうことなんじゃないのか?
体はそしてお客さんも「常識にとらわれるよりも、現実にこだわれ」
そう言っているような気がします。
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個人的には、分離症やすべり症でしかも現役でスポーツしている、って手がでないときもあるかと思うんですが、話をお聞きしていくなかで「これなら」という気がしたんです。
お聞きすると一年前と今とでは、レントゲンによると「分離すべり」症の度合いは大きくなっているらしいんです。でも、一年前と比べて極端に悪くなっているようではないような。
一般的にこの業界では骨盤の歪みや腰椎のズレってうるさいくらいに言いますよね(苦笑)。ところで分離症とかすべり症って歪みやズレの域を超えてますよね(汗)。わずかな腰椎や骨盤のズレでも「腰痛の原因だ」とかって言ってるのに、スベリ症とかでスポーツが出来てること自体、矛盾してないですか?腰痛はあるにしても、ですよ?ズレとか歪みのレベルじゃないですよね。
実際に施術を終えてみて、「張り感がゼロになったわけじゃないけど、だいぶ楽になりました」とおっしゃっておられました。でも、結果を自慢したいとかじゃなくて、実際に帰られてからがどうだったか、はわかりませんし。それはともかく。
施術を終えたって、分離スベリ症であることには変わりないんです。「その現象を直した」わけじゃないので。であれば、分離すべり、、、の状態には変わりないから、もしそれだけが腰痛の原因だったら「楽になること自体が矛盾してる」ってことになりませんか?
つまり、分離スベリ症でありながら「楽になる」のであれば、分離スベリ症だけがその方の腰痛の要因である、とは言い切れない、ということになってきますよね。
そこにまだ希望があると思うんです。
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]]>施術と言っても骨盤捻ったり、背骨をバキッと鳴らしたり、というのは一切なし(苦笑)。
一切なしだけど、なぜか結果はでるんです(笑)。
というのも、
「骨が歪んで体が歪む」んじゃないと思っているから。
「体が先に歪むんで、骨は先に生じた体の歪みと並行に曲がってるだけ」、だと思ってるんです。
ヨットでいうと、マストが歪んでいるのは帆が風を受けて張っているから。
だから、帆(体)をなんとか正してやれば、マストは帆(体)と並行にまっすぐに整うはずなんです。
骨が自動的に歪むはずはないですよね。なにか原因があるはずです。
だから、、、骨を先にまっすぐにしても戻る、、、ということになるのではないでしょうか?
バキボキ一切なしで、矯正っぽくないですが、理屈からいうとバキボキしてもしなくても、体のバランス(前後左右の筋肉の状態)をなんとかすれば、いい結果にはなるんです。
猫背なのは、前に屈もうとする風(チカラ)が強すぎるんです。
くの字なのは、左右の風のチカラが違うんです。
あれ、余計に分かりにくい喩えになってきましたね(苦笑)。
大事なのは、「まっすぐ」に強制的に矯正することではなく、筋肉の前後左右のバランスをとって偏りを減らすこと。そうしたら体もまっすぐになり、「体の中にある骨は、体を並行になってきます」。
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]]>市販薬なんかを見てもらえればわかりますが、頭痛、生理痛、虫歯痛、腰痛、発熱・・・といろんなことに「効きます」よね。
そうしたら本人は頭痛で薬を飲んでいても、しらないうちに新たに発生した異常を教えてくれる「痛み」さえも「勝手に」抑えてしまっていて気づかなかった、ということがあるんでしょうね、このお客さんの話だと。
痛みそのものが悪いんじゃないんですよね。本当は。痛みは結果ですから。
痛みを消してみても原因は残ったまま、ということもあるわけで。
もちろん、大事な仕事もあるし、デートなんかもあるだろうし、、で薬を飲むことまでは反対しませんが、「いつもの頭痛」であっても定期的には病院に行ったほうがいいだろうし、整体のように薬を使わないで頭痛を軽減しよう、てとこにも目を向けてもらえたらなあ、て本当に思います。
とはいうものの・・・
頭痛のときって、整体院まで行けませんもんね。だから薬ゼロは無理としても、意識して減らしていくお手伝いができれば、と思うんです。
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